きたごう行政書士事務所よりお知らせ

ものづくり補助金 5次募集は2月19日締め切り

ものづくり補助金の今回の予算での最終枠5次募集の公募要領が公開されました。

今回は特別枠の募集はありませんが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者は、総賃金の上昇要件が1年緩和される条件だけは継続されるようです。

公募要領を読む

現在、公開されている公募要領を読み、前回との違いなど、特筆すべきことをまとめてみようと思います。

公募要領はこちらから。

公募期間

公募開始:令和2年12月18日(金) 17時~
申請受付:令和3年2月2日(火) 17時~ (予定)
応募締切:令和3年2月19日(金) 17時(5次締切)

○ 1~4次締切で不採択だった方は、5次締切に再度ご応募いただくことが可能です。5次締
切分の採択発表は、3月末を予定しています。一般型とグローバル展開型は同じスケジュール
で、5次締切後も申請受付を継続し令和3年度内には、複数回の締切を設け、それまでに申請
のあった分を審査し、随時、採択発表を行います(予定は変更する場合があります)。

申請の受付は2月2日の17時からで、締め切りが19日と2週間と少しですね。比較的短めな公募期間となります。

なるはやで準備を進めておくのが良いと思います。

それから、採択発表の予定は3月末とのことです。

特筆するのは、この部分「一般型とグローバル展開型は同じスケジュールで、5次締切後も申請受付を継続し令和3年度内には、複数回の締切を設け、それまでに申請のあった分を審査し、随時、採択発表を行います(予定は変更する場合があります)。」

令和3年も、やはりものづくり補助金は続く予定のようですね。

注意事項

【注意事項】(応募申請の手続きの前に必ずご一読ください)
○ 本事業では、提出いただいた事業計画を外部有識者からなる審査委員会が評価し、より優れ
た事業提案を採択します。グローバル展開型は特に優れた内容を求めます。申請前に、書類に
不備や不足がないことを必ずご確認ください。不備がある場合(例えば、小規模事業者でない
にも関わらず、補助率3分の2の事業計画を提出等)は、不採択となります。
○ 本事業は、通年で公募し、複数の締切を設けて審査・採択を行うことで、申請事業者の予見可能性を高め、十分な準備の上、都合のよいタイミングで申請・補助事業実施することが可能になります。過去に実施した類似事業や同一事業でも締切毎で申請要件や公募方法が異なりますので、公募要領の詳細をよくご確認ください。
○「採択結果」は、ご申請いただいた事業計画に記載のある金額の全額に対して、補助金の交付決定を保証するものではありません。採択結果にもとづき「補助金交付申請」をいただき、その内容をあらためて事務局で精査し、必要に応じて事業者にご照会・ご連絡等を行ったうえで交付額を決定し、通知いたします。

はじめて補助金に応募される方は上記を精読してください。特に一番下の〇は大切です。

運搬費

一気に飛びまして、P13の対象経費に「運搬費」が明記されましたね。

問い合わせが多かったでしょうか。

高度化指針は継続

P17ですが、その1に書く内容として、製品開発にあたってはこれまでと同じように「中小企業の特定ものづくり基盤技術の高度化に関する指針」は継続されるようです。
法改正はありましたが、その改正内容も踏まえてということですね。

加点項目から「小規模加点」などが消える

これまで、政策加点の項目では、創業加点と「小規模事業者」に対する加点がありましたが、今回の締め切りではなくなっています。

政策で、中小企業を中堅企業にしたいような話・・は、あんまり関係ないかもしれませんが、まぁ、これはしんどいところですね。

あと、消えたのは激甚災害加点です。

災害加点については「事業継続力強化計画」の認定のみとなっておりますね。

今後はどうなる?

一部報道で、5次募集から厳しくなるという話でしたが、加点項目が減った以外はあまり大きな厳しい面はありませんでした。

次回の募集からまたはその都度変わっていく、補助金政策であるので、しっかりとその辺は情報を追ってゆきたいと思います。

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