きたごう行政書士事務所よりお知らせ

ものづくり補助金 加点項目の確認

先日、ものづくり補助金の6次募集の採択発表が出まして、7次募集も始まっております。

7次募集の公募要領も公開済みでして、主に加点項目の

① 成長性加点
③ 災害等加点

の、重要な変更があるので、改めてお知らせしようと思います。

成長性加点:「有効な期間の経営革新計画の承認を取得した事業者」

これまでは、経営革新計画の認定については「申請中」でも、受付窓口の受領印があれば、加点となりました。

しかし、7次募集からは「認定済み」でなければ加点になりません。

経営革新計画とは、簡単に説明しますと、新規事業・革新的事業を行う際に事前に、都道府県に認定をもらい、各種の支援策を受けられるというものです。

つまり、各都道府県が窓口になっており、都道府県のルールで審査されます。

私の知っている限り、受付は随時やっておりますが、認定は月1回だったりすることが多く、この加点を取ってゆくには、割と申請前数か月前から企画してゆく必要があります。

補助金のための認定 というのをしにくくした。そういう意味合いもあるのかなと思います。

結局、活用しなかったり、目標未達だったりがあるようで、各都道府県も遊びでやっているわけではないので、経営革新計画の認定にはしっかりと事前の計画を行いましょう。

災害等加点:「有効な期間の事業継続力強化計画の認定を取得した事業者」

これも、「申請中」のステータスではだめで、「認定済み」が要件となります。

事業継続力強化計画とは、災害・感染症拡大などの際に減災に努め、いち早く事業復旧を目指すための計画で、様々な支援が受けられるというものです。簡単に説明しています。

これは各地方の経済産業局が窓口の申請です。随時受付となっておりますが、標準処理期間として40日程度、時間がかかります。

8月17日締切分は・・・

次のものづくり補助金の締め切り分で、どちらも申請中でない場合、加点を取ってゆくのは厳しいかなと思います。

事業計画の中身で勝負!を前提に、しっかりとした計画を取ってゆきましょう!