きたごう行政書士事務所よりお知らせ

クラウドファンディングについて

2019年10月10日

今日はクラウドファンディングについてお話しようと思います。

そもそもクラウドファンディングとは?ですが、

クラウド(群衆)から投資(ファンディング)してもらう。

つまり、事業に対して不特定多数から資金調達しようという手段です。

もうネット社会ですから

こういった事が可能なのですね。

一昔前は、募金活動を駅前で。といった感じで、簡単にできるもんでもなかったですよね。

さて、クラウドファンディングにはいくつか類型がございます。

まず、寄付型クラウドファンディング

寄付というくらいですから、

投資の見返りはありません。まさに「募金」と一緒です。

それから、最近、一般的ともいえるのが

購入型クラウドファンディングです。

これは、一定の寄付額をした人には商品やサービスを見返りとして渡す

つまり、商品やサービスを購入してもらって資金調達をするという手段です。

そして、投資型クラウドファンディング

こちらは投資ですから、当然、金銭のやり取りとなります。

金融庁に登録した業者しかやっちゃいけません。

この中でも一般的なのが「購入型クラウドファンディング」です。

社会貢献の意味合いが強い「寄付型」よりも、

見返りを得て事業への投資をする「購入型」のほうが投資する側としてもハードルが下がります。

投資型はやっぱりリスクは伴います。

購入型のクラウドファンディングで有名なのが

Ready Forというサイトです。

https://readyfor.jp/

ワタクシはこちらの回し者ではございませんが、サポート体制も整っており、

良いサイトだと思います。

注意点としては、どこのサイトでも手数料がかかるという点です

12%~20%程度の手数料がかかります。

100万円あつめようとしたら15万円程度の手数料をサイトに支払う必要があります。

それからちゃんと現実的な資金調達手段か、審査もあります。

まずは各サイトに相談してみることをお勧めします。

ものづくり補助金にも今年から「クラウドファンディング加点」がはじまりました。

Fintechは今やどこも無視できない手段になってきており、

資金調達手段として一考に値する。そう思います。

きたごう行政書士事務所

長田怜也