きたごう行政書士事務所よりお知らせ

資金調達に有効!?クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングとは、不特定多数(クラウド:群衆)からインターネットを通じて、資金の提供などを受けるものです。

詳しいことはwikipedia先生に書いてあります。

事業を行っていると、やはりついて回るのは資金調達の悩みで、これは永遠の課題でもあるんですよね。

ここ数年で一気に加速してきたクラウドファンディングの規模

一般社団法人 日本クラウドファンディング協会の2020年6月リリースによりますと、購入型クラウドファンディングの2017年~2019年までのクラウドファンディングの市場は協会加入の事業者で、累計で451億円となっています。

出展:一般社団法人日本クラウドファンディング協会「クラウドファンディング
市場調査報告書、購入型クラウドファンディング市場規模の推移」

クラウドファンディングがかなり普及していることがわかります。

代表的なサイトでReadyFor、CAMPFIREなどがありますね。

クラウドファンディングのメリット

1、 厳しい審査がない

まったく完全なフリースタイルというわけでもないんでしょうが、銀行などの融資や融資の中でもベンチャーキャピタルのような厳しい審査を通過しないと資金調達ができないというわけではなく、多少市場や見込みが不透明でも、資金調達が可能と言えば可能です。

不特定多数に支援のお願いをするので、多少とがったニッチな事業でも、その層に効果的にPRできれば、資金の獲得ができます。

All in 方式(目標達成額に達しなくても、集まった金額を獲得できる)ならば、目標達成しなくても資金獲得が可能です。

2、市場の有無の検証ができる

自分のやろうとしているプロジェクトが、果たして皆に受け入れられるのか。プロジェクトを完遂して儲かるのか。それを探ることが出来ます。

3、クラファンの事業者のアドバイスが受けられる

クラウドファンディングのやり方に不安があっても、プラットフォームによっては、ページの作成から、様々なアドバイスを受けられます。

市場調査目的でもとても有用

上記以外にもメリットがあるかと思いますが、やはりリスクもあって、

最近、市場がとても拡大しているため、プラットフォームでもたくさんの事業が行われ、うまく宣伝できないと埋もれてしまう可能性もあります。

競合の少ないニッチなプラットフォームを使うという手段もありますが、逆にユーザーが少なく、思ったように資金が集まらない可能性もあります。

group of people raise their hands on stadium
Photo by Josh Sorenson on Pexels.com

自分の事業に対して、どうやってPRするか。それに対して実際にクロージングできるか。どんな見返り(リターン)が良いのか、悪かったのか。

それを検証するうえで、非常に有効な手段であると思います。