事業再構築補助金 よくある申請時の不備 公開
事業再構築補助金 事務局は ホームページで「よくある申請時の不備」というページを公開しました。

申請不備が12~16%あった現実
ワタクシもYouTubeでお話しましたが、申請者のかなりの割合で申請不備があり、審査されない状況にありました。
それを踏まえて、事業再構築補助金事務局は「よくある申請時の不備」を出しました。
見てゆきましょう。
主な申請不備
<第1回公募で要件を満たさなかった申請の事例>
事例①:売上高減少要件に必要な月別売上高が証明する書類が添付されていない。
売上高減少として選択された年月とは異なる年月の書類が添付されている。
事例②:「認定経営革新等支援機関による確認書」 に記載された法人名等が申請者と異なる。
認定経営革新等支援機関ではなく、申請者名で確認書が作成されている。
事例③:経済産業省ミラサポplusからの「事業財務情報」が添付されていない。
事例④:添付された書類にパスワードがかかっている、ファイルが破損している。
事例①について
月別売り上げを証明する書類として、決算書や売上台帳を添付するわけですが、未決算状態の売り上げもあるかと思います。
本資料では、そういった段階での提出書類についても説明しているので是非、ご覧になってください。
また、売上減少を証明する書類で代替する書類の一覧はこちらです。

事例②について
会社が例えば本社があって、事業ごとに別会社があるとして、事業再構築補助金が子会社のBで出すのに、認定支援機関が勘違いしてA社の名前で書いてしまうとか、まぁ、ケアレスミスも容赦なく補正なしでアウトになるのが補助金です。
こればっかりは注意するしかないので、よく読んでやるしかないですね。

事例③

ページ間違いとか、あとは独自アレンジとかがあったんでしょうか・・・
なんかそのまま出せよと言っているんでそのまま出しましょう
事例④について
あるあるです。
ファイルが破損していたり、もうPDFにする時点でパスワードかかる設定にしてしまったり、なんか超心配性でかけてしまったり(どうやってみせるつもりなのか・・)、支援機関や事業計画書作成支援者に渡すときにパスワードかけてしまってそのままにして添付してしまったり・・
ファイルの破損には注意しましょうとしか言えません。
PDFのパスワードは防げることなんで、申請前に確認しましょう。
よくある不備は防げることばかり
なんか特殊な不備がある場合は、たとえば要件にたっしていなかったりとか故意によるものが多いと思います。
ですので、せっかく事務局が出してくれたこの注意点は皆様、申請前に一読お願いします。
次回締め切りももうすぐですので、よろしくお願いいたします。