【新聞報道を読む】事業再構築補助金など見直しへ?
11月1日、財政制度等審議会が開催され、その中で経産省の2つの補助金について俎上に挙げられました。
時事通信と、朝日新聞が取り上げております。
ヤフートップにあがっていたのでそちらの記事をリンクしておきます。
経産省の補助金、「リピーター」が3年で15% 財務省が問題視
財務省の諮問機関「財政制度等審議会」が問題としている事
記事の内容を簡単にまとますと以下のようです。
・ 事業再構築補助金は補助額が大きすぎて、補助金への依存度が高くなりすぎるのではないか
・ 補助額が大きく、適正な市場競争が阻害されるのではないか。
・ 再構築に緊急の必要性がある業種(飲食・宿泊業)の採択が全体の2割程度。真に必要とされている業種に行きわたっているのか疑問。
・ ものづくり補助金は過去3年でリピーターが15%もいる。本当に補助金の効果(生産性向上)があったのか?
とにかく、コロナ対策として目玉の補助金ですから、事業再構築補助金について色々な意見や見直しへの動きが出るのは当然でしょうか。

アツイだけに注意は必要
事業再構築補助金は確かに手厚い補助金ですが、まだ始まって4カ月という事で色々な問題も孕んでいるようです。
週刊誌にも何やら記事が出ていましたが、一時期SNSで話題となった「フルーツサンド」問題もあったりします。
悪徳な業者や士業では高額な成功報酬を要求したり、経産省としても色々対策を打っているようですが、今後、どのように補助金施策が変わってくるのか。注視が必要です。
不正受給は絶対ダメ。何があってもマイナスにしかならないので、もちろんダメです。
補助金が適切に活用され、必要な事業者様に届くよう、当事務所も精一杯、取り組んでまいりたいと思います。
