きたごう行政書士事務所よりお知らせ

【事業再構築補助金】8次締切 締切間近!最後の事業計画書チェック!

新年あけましておめでとうございます。

さて、正月気分もたけなわで、もう13日の金曜日・・なんだか不穏な日付ですが(笑)、事業再構築補助金8次募集の締め切りと、残り1週間に迫ってきております。

事業再構築補助金は用意する書類も多いのですが、やはり、事業計画書の出来は気になるところですよね。

さて、本日は、最後のチェックといたしまして、事業計画書の記載事項やちょっとしたポイントに関して、解説しようと思います。

事業再構築補助金 事業計画書の確認(基本編)

① ページ数は守られていますか?

事業計画書には「ご協力ください」として決して別にそれが不備というわけでもありませんが、ページ数の「お約束」があります。

具体的には

A4サイズで計15ページ以内(補助金額1,500万円以下の場合は計10ページ以内)

というものです。(連携して複数の事業者で応募する場合は20ページ)

審査員の印象をよくするためにもこのページ数は守ってゆきたいところです。

記載事項も審査項目も多く、書ききれないという事もあるかとは思いますが、うまく画像や表などを挿入し、できるだけ簡潔に。事業計画を「協力」するページ内に収めましょう。

② ページ数の記載・会社名を1ページ目に記載するなどの約束は守られておりますか?

基本編としまして、お約束事なのですが、1ページ目にしっかりと事業者名を最初のページに記載されているか。また、それぞれページ数は記載されているかの確認をしてください。

③ 事業再構築指針との関連性は記載されていますか?

申請する類型が「事業再構築指針」としっかり関連していることについて、これは確実に記載するようにしてください。

事業再構築指針ですが、こちらから確認できます。

手引きはコチラ⇒https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/shishin_tebiki.pdf

事業再構築指針の手引きより

これはできるだけ簡潔に書いたほうがよろしいので、表などによって記載すると良いでしょう。

何を書くかですが、新分野展開であれば、「製品等の新規性要件」「市場の新規性要件」「新事業売上高10%等要件」を記載する必要があります。

もうこれは既に7回までやっているので、今更ではあるのですが、こちら解説します。

例えばこんな感じで記載するとまとまります。詳しい内容は事業計画書で記載してゆくことになりますが、まずはこのように概要を記載すると良いと思います。

事業再構築補助金 事業計画書の確認(審査項目対応編)

① 行う取り組みの「新規性」「収益性」「優位性」は具体的に記載されていますか?

事業再構築補助金では、既存事業との違いももちろんですが、導入するサービスや行う事業についての「新規性」も重要になってきます。

もちろんただ、「新しい」というサービスというだけでなく、その事情においての対顧客に対しての「優位性」(価格面や品質など)や実際に収益に繋がり売り上げ構成や10%を実現できるかの「収益性」も重要になってきます。

そこでしっかりと新しい事業が新しい市場で勝負になるか。「新規性」というのはその新しい市場では「どう新しいのか」、新しい市場の分析、市場調査は必要です。

できるだけ具体的かつ簡潔に、上記3点を意識して記載しましょう。

② 再構築の理由。必要性の記載はわかりやすく書かれていますか?

再構築を行わなければならない理由。9次募集までは申請要件で「売上減少」という理由があります(グリーン成長枠以外)。さて、売上減少や市場の衰退などの理由がしっかりと記載されているかの確認をしてください。

売上が下がった⇒だから再構築します。というだけでなくて、売上が下がった⇒市場全体で縮小傾向にある⇒回復の見込みも不透明⇒だから自社のノウハウを活かし新しい市場に進出します。という端折らないストーリーを記載するようにしてください。

③ 対象外経費ばかり計上していませんか?

どんな経費が対象となるかはコチラをご覧ください!

ここまできて、対象外経費の問題って・・いまさら・・と思われるかもしれませんが、下記の点は本当に注意するようにしてください。

・必要性が乏しい新築建物の建設経費
・太陽光や再生可能エネルギーの発電システム、それと不可一体となる装置を計上
・イベント開催などの一過性となる経費の支出

上記の経費が計上している場合、大半である場合はそれだけで不採択となります。

グリーン枠で再生可能エネルギー装置とか、やっぱり新築の建物の必要性は今一度確認するようにしてください。

④ 大義ばかり主張して事業化が二の次になっていませんか?

しっかりとした新事業の「大義」がある。社会貢献や社会課題に対して理由があり、実現できる可能性はある。

とはいえ、新規性に乏しかったり、優位性も具体的でなく、収益の目途がザックリと勘定されているというケースもあります。

大義は大事ですし、そういった意気のある事業展開は本当に応援したいです。

ただ、「事業計画」ですから、どうやって「収益」をあげて事業化してゆくか。

その具体策は客観的に見てもはっきりしたものでなくてはいけません。

残り1週間!最後に添削します!

・事業計画書が不安・・誰かに意見を聞きたい
・自信あるぞ!誰かに見てもらいたいくらいだ!
・秘密の守れる人に事業計画書の添削を頼みたい。

こんなお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

<添削のご料金>

サービス料金
事業再構築補助金 事業計画書添削サポート(1回のみ)30,000円(税別)
事業再構築補助金 事業計画書添削サポート(何度でも)80,000円(税別)

まずはお問い合わせください。