【ものづくり補助金】採択後からの流れ、まずは交付申請!
2月20日 ものづくり補助金の採択発表がありました。
採択発表があってからすぐに事業スタート!と行きたいところではあるのですが、まずは「交付申請」を行う必要があります。
今回は「交付申請」を中心に、ものづくり補助金の採択発表後の手続きについてお話します!
採択後からの流れ

事業期間は令和5年12月20日までとなっております。
手続は大きく分けて上記の3つあります。
交付申請⇒交付決定
中間検査、遂行状況報告書提出
実績報告書提出
の3種類です。
交付申請とは
補助金の採択というのは「補助金を交付できる権利の内定」といいますか、このあと、「補助金を交付してくださいね」という申請を出し「決定」通知をもらうことで経費の支出を行うことが出来ます。
まずはこの「交付申請」の手続きを行う必要があります。
交付申請の流れ

① Jグランツから事業計画書のダウンロードを行います。
この「事業計画書」は、申請時に提出した資料になりますが、もしここで審査中に変更がある場合は修正して提出します。
例えば申請時には決算の数字が確定していなくて試算表の数値を入力している場合、確定した数字で直す必要があります。
ポイントなんですが、たとえば確定数値の売上が思ったより多く、その後の数値計画の伸び率が下がってしまう場合、伸び率が下がらない計画に修正する必要があります。
その他、給与支給額の修正がある場合、給与支給額の「賃上げ計画の誓約書」を出し直す必要があるのでご注意ください。
② 必要書類を揃える
交付申請については上記の事業計画書の他、下記の資料が必要になります。
必要資料 | 具体的な書類名 |
現況確認資料(申請時に提出して、変更がない場合は不要) | 履歴事項全部証明書 または 確定申告書第1表の写し |
経費関係書類 | 見積書・相見積(中古品の場合は3社以上) |
申請内容ファイル | Jグランツからダウンロードする資料 |
見積もりに関しては「同一の条件」で相見積を出してもらう必要があります。
申請前に取得している場合は「有効期限」にお気を付けください。
③ オンラインで申請する

気を付けるのは上記のファイル形式で、申請内容ファイル一式はエクセル、見積もりや履歴事項全部証明書などはZIPファイルにまとめて添付します
交付申請から決定まで
長く見積もって1か月程度で交付決定通知がおりてきます。
ただし、不備があり、差し戻しがあるとさらに時間がかかります。
差し戻しがあった場合、速やかに対応し、再提出を行ってください!
交付決定通知が出てきたらいよいよ事業のスタート
交付決定通知後、経費の支出や契約などの事業がスタートします!
申請から考えて、ここまでで大分長い期間もかかっておりますが、ここからがようやくスタートです!
これまでは入場行進から準備運動のようなもの。適切に事業を行い、補助事業の完了を目指しましょう!
キタゴウ行政書士事務所は採択後のサポートって何をしてくれるの?
キタゴウ行政書士事務所では下記のプランで、採択後のサポートをいたします!
- 交付申請から中間報告、書類とりまとめ、実績報告をサポート
- 中小企業強化税制・投資促進税制の申請サポート
- 事業化報告、年次の報告のサポート