きたごう行政書士事務所よりお知らせ

補助金の「事業計画名」(30文字)はどう書けばいい?解説します!

補助金を申請する際に10ページとか15ページとか8ページとか事業計画書は結構、様々な事柄をストーリーのように書く。などよく言われますが、その事業計画を端的に説明する、いわゆる「タイトル」である「事業計画名」。

採択発表の際に公開されるのは事業者名とこの30文字の事業計画名ということが多いです。

この書き方を解説します!

30文字以内か30文字程度か

補助金によって変わりますが、こちらちょっと3補助金をまとめてみようと思います。

補助事業事業計画名の長さの指定
事業再構築補助金30文字程度
ものづくり補助金30文字以内
小規模事業者持続化補助金30文字以内
補助事業ごとの事業計画名のお約束

30文字をオーバーしても、それだけで不採択となるという事はないんじゃないかとは思いますが、指定の長さがあるので、あまり長すぎたり、あるいは短すぎたりしないほうが良いのではないかと思います。

基本的に26~30文字程度でおさめておきたいところです。

事業計画名は公表される

冒頭でも書きましたが、事業計画名は30文字程度で公開される事業の「タイトル」です。

ですので、事業の根幹に関わるような情報や営業上の秘密等は書かないほうが良いでしょう

事業計画名(30文字以内または程度)の書き方

少なくとも「何を」「どうする」ということは入れておきたいところです。

あまり適当なタイトルや端的すぎても、この場合、審査の際に影響があるかもしれません。

審査するのは人ですから、ちょっと中身を見てみたいようなタイトルである必要はあるかなとも思います。

例文としては、過去の採択結果を見れば、大体、感じはつかめてくると思いますが、書く際のポイントをお話ししようと思います。

1、事業のキーワードを盛り込む

例えば、製造方法をデジタル管理する場合、「DX化」「IoT技術の導入」などキーワードを盛り込んでおくと良いでしょう。

事業の目的や手法について特筆すべきワードを事業計画名に盛り込むのが良いです。

2、補助金ごとのワード

例えば、「事業再構築補助金」ならば「新分野展開」「新事業展開」またズバリ「事業再構築」というワード

ものづくり補助金ならば「革新的」「新技術の導入」「新製品の開発」

小規模事業者持続化補助金ならば「販路開拓」「新規顧客の獲得」

など、補助金の目的に沿った事業ですよ。とPRしておくと良いです。

まとめ

事業計画名(30文字)を書く際のまとめです。

・営業秘密や技術などは書かないほうが良い
・キーワードを抽出して盛り込む(上記に触れない内容で)
・補助金ごとの目的に合わせたワードを選ぶ
・できるだけ26~30文字以内でまとめる

あくまでも、上記は目安であって、事業計画名についてはやはり「その事業のタイトル」といったことを意識して、事業計画書の「最後」に記載するようにしましょう!

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