きたごう行政書士事務所よりお知らせ

事業再構築補助金 申請書作成に困ったら、「虎の巻」を読もう

事業再構築補助金の採択率は、だいたい平均して通常枠で40%程度、全事業枠で50%程度と、なかなかの難易度です。

事業再構築補助金の過去(7回まで)の採択者数と採択率まとめ(当事務所調べ)

事業計画策定や計画書作成について頭を悩ますことも多いと思います。

公募要領の審査項目を満たしていっても、採択されない。

そもそもどういった事業なら見込みがあるのか・・

ある程度の指針ですが、事務局より「事業再構築~虎の巻~ 事業計画書作成ガイドブック」が公開されております。

参考資料としてみてゆきましょう!

何が書かれているのか

この資料の構成としては、「事業再構築の必要性確認」、「有望な事業テーマの選定」、「事業計画の具体化」そして「参考資料」として過去の採択事例からの傾向が添付されております。

何回か改定されている資料ですが、この参考資料や事例が更新されております。

参考にすべきこと

この資料は本当に考え方や、我々認定支援機関との関りについてなどお役に立つ情報もありますが、やはり基本的には「個別具体的な事例」についてどう活かしてゆくかが大切になってゆきます。

で、参考資料で、事業ごとの過去の採択から「有望テーマ」を高・中・小と分けられていますが、別に自社で考えている事業が「小」あるいはここに載っていない事業であったからと言って申請に筋がないという事ではありません。

目安として考えるべきで、まずは前段の事業再構築の考え方や自社の現状、強みの洗い出し、競合他社の分析など調査を行い、審査項目に対して適切なアプローチと、採択後を見据えた、本当に必要性のある事業を計画してゆきましょう。