きたごう行政書士事務所よりお知らせ

【ものづくり補助金】申請前ラスト1週間!申請時の注意と必要書類について解説

ものづくり補助金の締切まで1週間となりました。

いよいよ申請手続きも佳境に差しかかってまいります。事業計画書も仕上がっている頃合いかと思います!今回は必要書類の収集および申請手続きに関しての注意点をお話します!

オンライン申請の流れ

オンライン申請を行うにあたり、簡単な手順をお話しします。

1、申請書類のまとめ

必要書類を収集し、PDFに変換しておきます。
必要書類に関しては後述します。

また、電子申請マニュアル(14次締切版はコチラ)は事前に入手し、いつでも見られるようにしておきましょう。

2、GビズIDでログイン

電子申請システム(Jグランツ)にアクセス、GビズIDでログインします。

Jグランツのものづくり補助金申請ページへは、ものづくり補助金ポータルサイトからリンクを踏んではいられるとよいです。

3、申請内容を入力

申請内容を入力してゆきます。

手順としては、

① 申請する類型を選ぶ

② A 応募者のプロフィールを上から順に入力する。
②ー1 応募者の概要1
②ー2 応募者の概要2 この応募者の概要について、「参考様式」を作っておくと便利です。

②ー3 事業内容 30文字の事業内容のタイトル、100文字の概要を記載します。
ほか、詳しい内容は添付資料で添付することになります。
また、数字を手入力することになります。これもあらかじめ作っておくとよいのはそうですが、付加価値額の伸び率などは自動計算してくれます。

②ー4 実績説明 これまでにほかの補助金や過去にものづくり補助金を受けたことがある場合、その実績を記載します。なければ空欄で大丈夫です。

②ー5 経費明細表 機械装置はいくら、など経費を記載します。補助率は自動で表示されます。もし、小規模事業者なのに1/2とかになっている場合、応募者の概要1に戻り、小規模事業者にチェックを入れ忘れていることもあります。

②ー6 その他加点項目 経営革新計画や事業継続力強化計画、パートナーシップ構築宣言、賃上げ加点などあればチェックをいれます。

②ー7 労働者名簿 小規模事業者にチェックを入れている場合、ここに従業員の氏名・生年月日・役職を記載します。

③ 添付書類を添付する

事業計画書は「その1」「その2」と「その3」それぞれにわけてアップロードしましょう。合計で10ページ以内になればOKです。

加点項目がある場合は、経営革新計画なら認定書と計画書の写しなど用意して添付します。

4、申請内容の送信

最終画面に遷移し、誓約事項を確認、チェックし送信となります。

最後の画面でRを先頭にした受付番号が表示され、そして地域事務局と事務局の連絡先の画面が表示されたら申請完了です。

お疲れさまでした。

所要時間は?

弊所のサポートは比較的慣れているのですが、それでもかなり慎重に行い、不備がないように行っているので2~3時間はみていてもらっています。

もっと手早い人なら1時間程度でいけるのかもしれませんが、どうぞその日は後に何も予定を入れないようにお願いいたします。

5時間程度は予定しておくと良いでしょう。

申請前チェックその1:ものづくり補助金の申請書類を揃える

まずは、弊所の作成した14次公募用必要書類一式をご覧ください。

さて、ご注意いただきたい点です。

新たに増えた、「補助経費に関する誓約書」の作成をお忘れなく

この14次申請からいくつか書類も増えておりますが、全ての事業者に必須の書類がこの「補助対象経費に関する誓約書」です。

記載例:当事務所作成

上記を見てお分かりの通り、特に難しい作成はありません。

内容をざっくり要約しますと、

補助対象経費については、補助事業計画書に記載の事業のために使用します。国が助成する制度との重複がある事業に使用することはしません。補助事業期間中に、補助事業以外の目的・用途に供した場合、交付決定の取り消し等に異議を申し立てないです!

それから、補助事業終了後は、財産の管理等、財産の処分の制限の規定に従い、対象物を管理します!と言っております。

上記を誓約し、補助金を不正に、雑に扱わない。そういった宣誓書になります。

他、大規模賃金の上昇を行う場合は、「大幅な賃上げ計画書」が必要になります。

その他、グローバル市場開拓枠と類型が変わっていることもあり、一部添付書類も変わっております。

デジタル枠の加点項目の変更、「サイバーセキュリティお助け隊の契約書の写し」

加点項目を申請する際に必要な書類として、デジタル枠のみ、これまでの「取り組み状況」ではなく、「サイバーセキュリティお助け隊の契約書の写し」が必要になります。

基本的にオンライン申請システムにアップロードするため、ファイル形式は「PDF」に

添付書類全体に言えることなんですが、基本的に「PDF」にファイル形式を変換して申請するようにしてください。

事業計画書は3つに分ける

事業計画書は参考様式など、Wordで作成することが多く、10ページ以内での作成を推奨されております。

事業計画書は、その記載項目が「その1:補助事業の具体的取組内容」、「その2:将来の展望(事業化に向けて想定している市場及び期待される効果)」、「その3:会社全体の事業計画」で記載します。(グローバル市場開拓枠に申請する場合はさらに「海外事業の準備状況を示す内容」を作成します)

1式のWordで作っている場合は、それぞれ1、2、3ごとに分割し、それぞれPDFにしてください。実際に申請時はそれぞれの項目ごとアップロードすることになります。

申請チェックその2:オンライン申請の注意点

申請はオンラインで行います。

もちろんGビズIDプレミアムアカウントが必要になりますので、あらかじめご確認ください。

申請についてJグランツから補助事業を検索しても良いですが、ものづくり補助金総合サイトのこちらから申請ページへ飛ぶことが出来ます。

申請は「上から順番」にしか進まない

電子申請システムは、A申請の入力、B提出書類添付、C申請の順番で行いますが、申請は「上から順番」です。「応募者の概要」から順次入力してゆきますので、あらかじめ「参考様式」を準備しておき、上から順番にコピペできるようにしておきましょう。

労働者名簿は添付ではなく、「ベタ打ち」

従業員数が20名以下の場合、労働者名簿を作成することが求められますが、こちら氏名・生年月日など直接入力となっております。

誤字脱字等気を付けるためにもあらかじめ参考様式などを用いて作成しておきましょう。

もっと言えば数字もベタ打ち

申請内容の3、事業内容の「その3:会社全体の事業計画」は数値入力になります。

こちら単位が「円」ですので、(千円などの略ではない)細かい数値の入力が必要になります。

参考様式やエクセルなどで数値表を作っておき、コピペして行うようにしましょう。

フリーハンドはミスのもとです。

経費内容は「税込」「税別」「補助率」に注意、内訳も指定通りしっかり記載

経費明細表ではやはり数字をベタ打ちすることになるのですが、ここで気を付けるのが書き方です。

参考様式を用いて、下記のように記載してください。

桁区切りはシステムが勝手に入れてくれます(笑)

Aは税込み金額、Bは税抜き金額 CはBの補助率(1/2または2/3)ここは申請ステータスにより自動入力されます。

そしてE積算基礎です。積算基礎は内訳です。設備名や単価、数量まで記載してください!

申請はとにかく時間的な余裕をもって行いましょう。 

締め切り直前になるとサーバーが重くなったり、「まさか」の事件で申請に間に合わなくなることもあります。

「まさか」が起きます。なぜでしょうか?テンパってしまうからでしょうか?

余裕を持った申請を心がけましょう!

補助金のこと、キタゴウ行政書士事務所に相談してみませんか?

当事務所は認定経営革新等支援機関として、皆様の事業ステージに合わせたサポートを行っております。(認定番号 107422000314)

補助事業の事業計画の策定や、申請方法、採択後のサポートや実際に実行してゆく上での支援など「わからないこと」をお気軽にご相談ください。

対象地域

全国対応

サポートの流れ

  1. お問い合わせ (メール、またはお電話にてご連絡をお願いいたします)
  2. 予診 (30分 ZOOMまたはご来所の場合無料、補助金についてのご説明、お見積り、ご相談)
  3. ご契約 (当事務所のサポート内容、重要事項説明をさせていただきます。)
  4. ヒアリング(補助事業の内容、加点申請の有無、現在の事業について、など2回~5回のヒアリングを行います)
  5. 申請サポート(事業計画、加点申請等、申請まで伴走してサポートいたします)

料金

 ものづくり補助金事業再構築補助金小規模事業者持続化補助金事業承継・引継ぎ補助金
計画申請サポート支援(※3)10万円15万円30万円(グリーン枠スタンダード型)6万円15万円
採択後報酬申請額の7%申請額の5%9万円申請額の7%
申請書添削3万円(1回)8万円(何度でも)
採択後、実績報告、事業家報告50万円~100万円50万円~120万円月1万円~3万円50万円~120万円

※税別表記です

※ご契約後途中で申請取りやめ等の場合、サポート支援料金相当の手数料をいただきます。

※3 お支払いは申請完了後

お問い合わせ

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