きたごう行政書士事務所よりお知らせ

【公募開始】ものづくり補助金 16次公募開始

7月28日、予定通りものづくり補助金15次公募が締切となりました。

令和4年度補正予算区分で行われる2回目が終了です。採択発表は9月下旬です。

そして同時に16次公募がはじまりました。

ものづくり補助金 16次募集 申請スケジュール

公募開始(公募要領公開)令和5年7月28日(金)
申請受付令和5年8月18日(金)17時~
応募締切令和5年11月7日(火) 17時

申請受付(オンライン申請が可能となる日)は8月18日お盆明けから、締切は秋深き11月になります。申請期間は3ヶ月と、なかなかの期間です。

じっくり準備を整えてまいりましょう。

このスケジュールで締切となり、採択発表は来年1月中旬とのことで、事業を企画する際は、来年の2月中旬か3月くらいから事業をスタートするというスケジュール感で考えてゆきましょう。

公募要領の変更について

第15次募集と変わった点、追加になった点を簡単にまとめてゆきます。

<下記の文言が追加に>

・事業の遂行(事業化状況報告を含む)に主体的でないと判断される事業者。(GビズIDを他者に貸し出す、他者が取得したGビズIDを使用する、事務局との窓口担当者を外部に任せる等の行為は主体的でないとみなします。)

P11

上記の文言ですが、つまるところ「代理や代行申請は事務局への問い合わせであっても他社委託は認められない」ということで、申請書作成支援者の存在は認めつつ、コンサル主導でやるもんでもないってことですね。

しかし、「事業化状況報告を含む」ともあるので、実績報告など煩雑な事務作業の一環として事務局との間に入って~みたいなことも「主体的でない」として

○以下に該当する事業者は、補助対象外となります。
※申請内容から判断します。また、該当することが判明した時点で補助対象外となります。事前に十分に確認してください。

上記になってしまうのはちょっと辛いですね。補助金もここ数年、もう敢えて言っちゃいますがちょっと良くないコンサルも増えてますし、事務局としても大分頭を悩ませていたんだろうなと。まぁ、先方の立場に立って考えると、補助金を食い物にし、事業者に「補助金がもらえる」なんて甘い言葉で誘い込み、ほとんど内容を作っちゃうようなコンサルのせいで、実際に交付申請が進まなかったり(再構築なんかではホント、多いようです)、実績報告が滞ったり明らかに故意に書類不備をして、実績報告を引き延ばすような指導をするような「補助金コンサル」のせいでこうなっていると考えるのが自然でしょうか。

ですので、ものづくり補助金申請をお考えの際は「自社の事務処理能力」「社内体制」を今一度見直し、申請からその後5年間の報告までを見据えた内容を考えてゆきたいですね。

<対象外事業について>

⑥ 主として従業員の解雇を通じて、要件や目標の達成のために付加価値額等を操作させるような事業

⑧ 法令に違反する及び法令に違反する恐れがある事業並びに消費者保護の観点から不適切であると認められる事業

上記2つが追加になりました。

特に⑧で、再構築の方にはちょっと前から追加されていた文言ですが、事業内容が疑義のあるような設備投資の可能性もあるのですよ。有名なのはHIFUみたいな美容業界で厚労省から明確に注意喚起がなされた技術や設備導入が伴う場合など。

あまりものづくり補助金ではないのかもしれませんが、新事業の許認可に関わるもので、要件が明らかに満たさないとか、日本ではまだ未認可の薬品を使うとか、機能性表示があやしい健康食品とか。

コンプラの部分からも明確に審査するという事でしょう。かね。

ものづくり補助金 よくある質問

Q:個人事業主だけど申請は出来る?

A:可能です。ただし、補助事業を主体的に行う必要があるため、企画だけして開発は他社に丸投げなどそういった事業は対象になりません。

Q:ホームページは作れる?

A:基本的にサービスサイトやポータルサイト、ECサイト、求人サイトは制作できません。

Q:インターネット広告や会社案内パンフレットなど新サービスの広報費を計上することは出来る?

A:この補助金では広報費は対象外となっております。

Q:他社では既に導入されている設備だけど、自社にとっては新規性のある取組。これも革新的な事業として申請できる?

A:申請は出来るでしょうが、「革新的」とは他社との競争の遅れを取り戻すために行う事業ではなく、自社でも他社でも一般的でない取組について審査ポイントがあります。まずは自社の「強み」を見直してゆく事が第一です。

Q:補助事業はいつまでに完了すればいい?全体的なスケジュールが知りたい。

A:申請締切が11月7日、補助金交付候補の採択発表が1月中旬になります。そこから交付申請を行い、早くて2月中旬から3月頭に交付決定がおりてきて、そこから事業スタートです。交付決定から10か月(グローバル市場開拓枠は12か月)以内に完了する必要があります。概ね2024年中に事業を完了するイメージで。

ものづくり補助金の申請サポート(料金について)

このほか、経営革新計画、事業継続力強化計画等加点項目のサポートも承っております。

サポート内容について

対象地域

全国対応

サポートの流れ

  1. お問い合わせ (メール、またはお電話にてご連絡をお願いいたします)
  2. 予診 (30分 ZOOMまたはご来所の場合無料、補助金についてのご説明、お見積り、ご相談)
  3. ご契約 (当事務所のサポート内容、重要事項説明をさせていただきます。)
  4. ヒアリング(補助事業の内容、加点申請の有無、現在の事業について、など2回~5回のヒアリングを行います)
  5. 申請サポート(事業計画、加点申請等、申請まで伴走してサポートいたします)

ご注意点

・事務局の要請により事務局への問い合わせ、また事務局とのやり取りはお客様にご対応いただきます。

・当事務所ではお客様のGビズID取得、管理、確認を行いません。申請につきましてはお客様の端末操作により行っていただきます。オンラインまたはお伺いさせていただいて補助させていただきます。

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