きたごう行政書士事務所よりお知らせ

中小企業省力化投資補助金 公募要領公開

3月29日に公開となった「中小企業省力化補助金」の公募要領が公開となりました。

まだ具体的な中小企業の申請についてや、スケジュールなどは公開となっておりませんが、(4月1日現在)今後、公開に備えて申請をお考えの方は、申請には「gBizIDプライム」アカウント(ID・パスワード等)が必要となりますので、お持ちでない場合はgBizIDホームページより取得をお願いします。

どんな補助金なのか。

中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等に対して、
IoT、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品を導入するための事業費等の経費の一部を補助することにより、簡易で即効性がある省力化投資を促進し、中小企業等の付加価値額や生産性向上を図るとともに、賃上げにつなげることを目的とします。

事業目的

事業目的は上記の通りで、いくつかキーワードを拾ってこの補助金についてみてゆこうと思います。

「人手不足解消」「汎用製品」「簡易で即効性がある」「付加価値額や生産性向上を図る」「賃上げ」このくらいですね。

他の補助金と、特に事業再構築やものづくり補助金と違うのは、「人手不足解消」と「汎用製品」というところで、「簡易で即効性がある」というのがまさに目的でもあるのかなと。

ひらたく言いますと、汎用性のある設備投資で手っ取り早く効果出して賃上げと人手不足を解消するような投資を補助します。ってことですね。

制度概要を見てもらうともう少しわかりやすいと思いますが、「補助対象」は「補助対象としてカタログに登録された製品等」とあります。

昨年の予算案発表からさんざん言われていた、「省力化(カタログ)枠」ですね。

カタログって言うのは何かってことが次になります。電気屋でおいてあるようなカタログじゃないってことだけはもちろんですが。

4月1日現在のこの補助金の状況

ただいま、製造事業者が「製造事業者登録」を行っている状況です。

この登録は「工業会」に省力化設備を製造するメーカーであるかどうかの登録です。

登録申請手続きや用語などについては「登録要領」をご覧ください。